Circle Translationについて

Circle Translationは、翻訳というビジネスにおいて、すべての人が健全にビジネスに関わり、助け合うことで業界を発展させられるように、以下の理念に基づいた活動を行っています。

  • 優秀な翻訳者が、今後も能力に見合った正当な対価を得ることができるように支援する
  • これから翻訳者を目指す多くの人が、業界の秩序を乱すことなく参入できるようになるための手助けをする
  • 翻訳というビジネス、翻訳者という職業が、ビジネス的にも社会貢献的にも夢のあるものであり続けられるようにする
  • クライアントと翻訳会社、翻訳者がパートナーとして協力し合い、互いの利益を守りながら業界を発展させられるようにする

よくある質問

Q.Circle Translation は翻訳学校ですか?翻訳スキルは教えてもらえますか?

A.当サイトは翻訳学校や翻訳講座ではないため、直接翻訳に関するスキルの指導は行っていません。
プロの翻訳者としてスキルアップし、活躍するためのサポートとして、コンサルティングを始めとしたサービスを提供しています。
翻訳を学ぶための学習法、学校選び等については、コンサルティングを通じて行い、翻訳スキルの習得を間接的にサポートします。

Q.コンサルティングやメール相談では何をしてもらえますか?

A.翻訳者になりたいがどうすればいいかわからない、翻訳者として活動しているがうまくいっていないといった悩みをお持ちの方に、具体的なアドバイスやキャリアプランニングのお手伝いをいたします。詳しくは各サービスのページをご覧ください。

Q.自分がサポートを受ける必要があるかわかりません。

A.特にこれから翻訳者を目指す人、翻訳業を始めたものの、うまくいっていない、キャリアや勉強法を見直したいが時間がないといった人が、スムーズにこの業界で活躍できるサポートをイメージしたサービスを提供しています。サービスを利用する前に不明な点がある場合は、お気軽にお問合せフォームからお問い合わせください。

Q.サポートを受ければすぐに翻訳者になれますか?

A.翻訳者になるために必要な時間や努力は人それぞれですが、翻訳という仕事にぼんやりとしたイメージしか持たない人にとって、独力で目標を設定することは簡単ではありません。
経験や能力によって目標とする期間は大きく変わってきますが、それを可能な限り最短で、高い成果を出せるようお手伝いをさせていただきます。

Q.英語があまりできなくても翻訳者になれますか?

A.まず「英語ができるからと言って翻訳ができるわけではない」ということは知っておいてください。
ネイティブレベルの英語力、つまり完璧なバイリンガルの人が翻訳者に必ずなれるかというとそうではありません。
ただし、これを読み替えて「英語ができなくても翻訳者になれる」というのは間違いです。
必ずしもネイティブレベルの英語力が必要なわけではありませんが、「英語が苦手」で、克服する意思のない人はプロの翻訳者にはなって稼ぐことはできません。

Q.副業で在宅翻訳をしたいのですが、相談に乗ってもらえますか?

A.本業、副業に関わらず、翻訳者として活動するために必要な相談にお答えします。

代表プロフィール

西墻 慎一(Nishigaki Shinichi)

2007年から2020年まで、国内翻訳会社でプロジェクトマネージメント、品質管理などに携わる。

エージェントという立場にとらわれず翻訳業界に関わりたいという思いから、2020年からフリーランスとして独立。

フリーランス翻訳者として活動しながら、Circle Translation代表として、個人、企業向けコンサルタントを始めとした活動を行っている。

西墻 慎一

ごあいさつ

ここ数年、翻訳というビジネスを取り巻く環境は劇的に変化を続けています。

コンテンツやワークフローの多様化、ツールの進歩、ニューラル機械翻訳の登場などを通じて、昔ながらの「翻訳」とはまったく異なったものになりつつあります。
そのような中で、翻訳に関わる人達が置かれている状況は決して明るく、楽観できるものではありません。

「翻訳者」という職業は、かつてのように本当に限られた人たちだけがなれる職業ではなくなってきています。また同時に翻訳が「安く、早く」出来上がることが当たり前であるという認識を持たれることも珍しくありません。

実際に翻訳に携わっている方ならよく分かると思いますが、ツールや機械翻訳が大きく進歩した現在でも、翻訳ビジネスのコアな部分はまだまだ優秀な翻訳者たちに支えられて成り立っているのは間違いありません。

しかし、実際のところ翻訳のビジネス全体が健全に進歩しているとは言い難いのが現状であり、翻訳者も、エージェントも、変化を受け止めて柔軟に対応していくことが求められています。いくら熱意や能力があっても、このままでは誰かが得をする一方で損をする人が出てくるような状態となり、翻訳という仕事が魅力的なものでなくなってしまいます。それは金銭的な問題はもちろん、本来翻訳者が持つべき誇りやプライドを傷つけるものでさえあると思っています。

Circle Translation は、この変化に取り残されることなく、あらゆる優秀な翻訳者やエージェントがその能力を十分に発揮し、それに見合う対価を得られるビジネスであり続けられるよう、翻訳者をサポートするために取り組みを続けていきます。